内野聖陽が扮する坂本龍馬、これほどのハマリ役そうないのでは?
いよいよ最終章へ「仁-JIN-」龍馬暗殺の微妙な歴史の変化
先週も、仁-JIN-を見たと思ったら、もう明日で1週間が過ぎる。いよいよ最終回(と言ってもあと2回ある)。このドラマのある意味クライマックスの一つとも言える、南方仁と親友としての坂本龍馬の近江屋での暗殺のシーン。
ドラマでは仁先生が、龍馬を説得し、同日同時刻での暗殺はまぬがれたが、そのあと護衛に当たっていたはずの東修介の刃に額を切られるという展開に。
その前に、近江屋では新選組が押し入り、先に同席していた中岡慎太郎が数日長く生き延び、龍馬の最後を語ったはずだが、ドラマでは中岡慎太郎が先に切られて亡くなっていた。
もう一つ、龍馬の伴侶になる「お龍」が出てこない。いや寺田屋事件の時にちょい役で出てきたがその後はとんと登場してこないのはちょっと寂しいが…。
まぁ、そんな細かいところはいいのだが、いま一番ドラマで輝いているのはもしかして、この男、竜馬役がハマリにハマっている内野龍馬、いや内野聖陽だ。
この豪快さ、明るさ、枠にはまらぬ考え方…
龍馬の持つ、行動力、野生さ、泥臭さまでを表現できる男だ
内野龍馬の土佐弁はどうだ?
彼は撮影の前には高知県にわざわざ出向いて、居酒屋などで土佐弁の飛び交う中、身を置いて土佐弁習得に励んだそうだ。その土佐弁を、土佐の人たちでも「うまい!」と認めるほどの土佐弁の完成度の高さもまた、見所かなって。
どうしても比較される、龍馬を演じた役者たち
おそらく、時期的にも一番比較されていたのが「福山雅治」演ずる坂本龍馬in「NHK龍馬伝」
最初の印象としてはちょっと線が細いかな…そしてJINの第一部で内野聖陽さんの演ずる坂本龍馬の演技をみていたのでどうかなっって。
でも、一月もしないうちに、福山龍馬のイメージが定着し、違和感なく大河ドラマを見続けた。しかし、再び始まった仁-JIN-の完結編、特に南方仁との絡みがとても多く、龍馬暗殺まであと◯◯日…、なんてテロップが出ると否が応でもあの近江屋の事件を連想させられる。
左龍馬伝の福山雅治、右、仁JINの内野聖陽
ハマリ役と言えば、やっぱり内野聖陽に軍配が上がるかな。
海縁隊? えっ???「海援隊」じゃないの?
龍馬を尊敬する武田鉄矢は、かつて龍馬を演じたこともある。
龍馬伝では「勝海舟」を、仁-JIN-では「緒方洪庵」を演じる変化ぶり…
でも、どこか金八先生がかぶってしまうのは、演じた年数のせいかな。
Photo:TV画面キャプチャー with Panasonic FX7
その武田鉄矢は、こう言っています。
「坂本龍馬は 私が演じたかったのですが、内野さんの演技を見たら
もう 彼に譲るしかありません」と。
いよいよ、今日から最終章へ、仁-JIN-夜9:00楽しみに待ちましょう♪
私は今日は四国は松山へ渡ってきます。
何しろ、高速料金1,000円最後のひですからね。かなり込み合うのでしょうが、それは覚悟の上での遠征です。
じゃぁ、行ってきま~す!
仁-JIN-が始まる前までには帰ってきますよ!
2011.06.18(土) 3,751 PV269位